2023.07.14
DM発送に使う宛名リストとは？作成方法と、情報の取得元について解説

DM発送を検討する際に、どうしても必要なものが「宛名リスト」です。
宛名リストはその名の通り、DMの送り先情報（郵便番号・住所・氏名または会社名）をリストにしてまとめたものを言います。

はじめてDM発送をする場合には、このリスト作成が意外と大変だったり、どのように整理したらわからない…というお悩みを聞きます。

そこで今回は、宛名リストの作成方法と情報の取得元について解説します。

宛名リストの情報はどうやって取得する？

まずは宛名リストの元になる情報を、どこから取得したらよいかを考えてみましょう。
自社でリストを整備する場合、この一次情報はいくつかのパターンが考えられます。

顧客データベース

どの会社でも考えられるのが、自社が保有している顧客データベースから宛名リストを作成することです。多くの場合は取引先の顧客の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどをまとめたものがあるでしょう。過去の購買履歴や顧客の属性情報も有用な情報源となります。

ホームページのフォームや登録ページ

Webサイトやランディングページに設置されたオンラインフォームや登録ページを通じて、顧客や見込み顧客から宛名リストの情報を収集することができます。問い合わせ元に名前や連絡先を入力して送信してもらった情報をリストに追加していきます。
フォームによってはCSV型式で一括DLできる機能もありますので、フォームの仕様を確認してみましょう。

ECサイトの購買データ

ECサイトなどでは、過去の購買データを分析し、顧客の購買履歴から宛名リストを作成することができます。特定の商品やサービスを購入した顧客をターゲットにするなど、顧客の行動データからセグメンテーションを行うことも可能です。

イベントやキャンペーンへの登録情報

過去にイベントやキャンペーンへの参加登録を行った顧客や見込み顧客の情報も、宛名リストの情報源となります。例えばセミナーの参加者の情報などは、よく活用されます。

宛名リストの入力方法は？

宛名リストの情報元を取得したら、次はそれをDM発送に利用できるようにエクセルまたはCSV形式で整備する必要があります。
多くのDM発送代行会社では、フォーマットを準備していますが、概ね以下のような作りになっています。

ファイル形式
エクセル(.xls/.xlsx)、CSV（.csv）

必要項目
・郵便番号
・住所
・宛名（会社名もしくは氏名）
・敬称（様・御中など）
※必要な場合は、部署名・役職名など

エクセルでの詳しい作成方法は、「エクセルで宛名リストを作成するときのポイントとは？」にもまとめていますので、そちらも参考にしてみてくださいね。

ダイレクトメール発送ONLINEでは、宛名リストのテンプレートもダウンロードいただけます。
詳しくは入稿データの作成についてのページをご覧ください。

自社で準備するのが大変な場合には？

情報があっても、それを宛名リストとして整備するのが大変だったり、そもそもターゲットとしたい宛名リストがないケースもありますよね。その場合には、外部の代行サービスやリスト購入をすることも可能です。

宛名データ入力代行

大量の名刺やアンケート用紙、あるいは郵便物など、アナログなデータをもとに宛名リストを作成するのは意外と大変です。
入力だけでなくチェックも必要なため時間がかかるのはもちろんのこと、データの打ち間違いや文字の解読が困難、外字の入力が難しいなど、宛名リストとして正確に整備するにはかなり気を使うことになります。
こうした場合には、データ入力代行サービスを利用するのが便利です。

ダイレクトメール発送ONLINEでは、DMのトータルソリューションとして、このようなデータ入力サービスも行っています。専門のトレーニングを受けたスタッフが作業を行い、ミスのない高い品質を確保しております。また、高度なセキュリティ・機密保持体制と、期限を厳守する迅速な対応を実現しています。
詳しくは、データ入力代行ページをご覧ください。